【2024年】米国長期債券ETF TLT 今が狙い目!?

アフェリエイト広告を利用しています。

資産運用編

 

 

TLTとは

正式名称 iシェアーズ米国国債20年超ETFと言います。

中身は、米国の長期国債。つまり、世界で一番信用できる米国の借金。しかし、返金されるのは20年以上の長期の物ばかりですよ。

 

と言う訳です。

米国の債券なので、信頼性は高く値動きはマイルドですが、短期債に比べると値動きは激しくなります。

 

例えると、

めちゃくちゃ信頼できる友達にお金を貸してあげるのに、

『1週間後に返すよ。』

と言うのと

『1年後に返すね。』

と言うのでは、当然1年後の方が少し不安になりますよね。

 

それと、同じで投資家は返金されるのが20年以上ともなると不安は高くなりボラティリティは少し激しめとなります。

 

TLT詳細

銘柄名iシェアーズ米国国債20年超ETF(TLT)
運用会社ブラックロック(世界で3本の指に入る)
経費率(年間に資産総額に掛かる)0.15%
分配率(直近)3.36%
純資産123.65億ドル

経費率は0.15%とETFの標準と言った感じです。

債券は基本戦略として『分配金』を受け取り続けるのが目的です。

TLTは毎月分配金が受け取れますので、単純に毎月0.28%の分配金が受け取れると考えておきましょう。
※100万円TLTを購入した場合、勝手に毎月2,800円貰える。と言ったイメージでOK

 

 

 

これが、今狙い目だと感じています。

 

 

理由は、

現在、TLTは債券ではあり得ない程大暴落しており、値が戻る可能性が高いから。

 

です。

 

 

 

この記事で分かる事

  • TLTの株価推移
  • 今後の株価推移予想
  • TLTはどう言った方にオススメか?

 

 

ぜひご覧ください。

 

 

TLTの株価推移

 

 

下記は、TLTの株価です。

参考:Googleファインナンス

 

債券価格は、その国の利率と逆相関の関係にあります。

 

利上げが進むと、わざわざリスクを取って債券を購入する必要はないよね。と言う事で債券価格は下がり、利下げすると、預金に魅力がなくなり少しリスクを取って債券を買おう。となり債券価格は上がる傾向があります。

 

2022年は皆さんご存知の通り米国が脅威的な利上げを実施していきました。

 

 

それに、伴いTLTの株価は大暴落している事が見て取れると思います。

 

その暴落幅は2022年初頭から約35%ととんでもなく下がっています。

 

しかも、基本債券は株式より値動きがマイルドな傾向があります。

 

『米国債券』と言う最も信頼のおける債券が、

『たった1年』で

『約35%』も大暴落しているのです。

 

 

これは、何と160年ぶりの大暴落だそうです。

 

 

米国はこれ以上の利上げには非常に慎重になっており、2024年からは徐々に利下げするのでは?

との観測が広まっています。

 

 

今後のTLTの予想は?

 

 

利上げ=債券価格下がる

と言う事は、逆に

利下げ=債券価格上がる

 

のはほぼ決まっていると言っても過言ではありません。

 

つまり、今後の展開として

① 米国のインフレが順調に落ち着く。
原油高やサプライチェーンの混乱がほぼ収束しつつあり、何事もなければこのまま落ち着く事が予想される

     ⇩

② 株価が必要以上に上がらない。
株価が上がるとインフレが再燃する可能性あり。現在、逆イールドなどの暴落のサインは出ている

     ⇩

③ インフレが十分落ち着いた&再燃の可能性もなさそうだと判断すれば利下げ
市場予想は2024年初頭としているが筆者予想は2024年夏以降。なので、長期保有前提。

     ⇩

④ 債券価格が上がる(TLT)

 

 

①〜③まで予想通りの展開になっていくとTLTは上昇。となる訳ですが、米国としてはインフレを抑えなければいけないので、この展開になるのはなる。

と考えます。

 

しかし、1つ疑問点は、順調に①〜③の流れになるかどうかは分からないと言った感じです。

例えば、株価が予想以上に上がり出す。

など、どこかで思惑と違う動きをすると『利下げ』するまでの期間が延びる事が予想され、TLTホルダーは少し我慢が必要になるかも知れません。

 

 

TLT,結果どうなるの?

とんでもなく大暴落中のTLTが更に値を下げるのは、

インフレが再燃 → 更なる利上げ

があった時と考えられます。

 

しかし、ご存知の通り米国は2022年、急激に利上げを実施し続けており、これ以上の利上げは経済に多大な影響を与えてしまう事から、『よっぽどの株価の上昇』などがないとしないと思われます。

 

したがって、

債券価格(TLT)は今(2023年8月現在)が価格の底だと予想します。

 

しかし、

市場の予想通りに2024年初頭に利下げするかどうかは分からない。

 

と言う事です。

 

つまり、

元々、分配金目当てで保有しておくTLTなので、分配金だけ受け取り続けて気長に待っていれば、その内株価は戻るであろう。

 

と言うのが僕の予想です。

 

結果、

株価が戻る→分配金を受け取れ、値上がり益も享受できる

株価が戻らない→分配金を受け取り続ける

と今がTLTの底だと考えると『どちらにしろ損はしない』と考えます。

 

 

TLT,どんな人にオススメ?

 

米国は、2022年のかつてない規模の利上げによる『経済の歪み』からの『脱却』が試されています。

 

『株価を少しだけ下げてインフレを鎮静化させる』いわゆる『ソフトランディング』を目指している。

と言う事です。

 

結果、今は米国株の先行きが不透明かつボラティリティが激しくなる予感。

 

と言うのを踏まえて、TLTはどんな人にオススメか?は

  • 今は株式より債券比率を高めて、ハードランディングしてしまった時(暴落)に巻き込まれたくない方
  • 投資は『分からない』『恐い』けど何も考えずに分配金を受け取り続けたい方
  • 長期保有前提で保有し続けれる方
  • 資産の一部を米ドルで長期保有しておいて良いと感じている方

 

 

筆者は、TLTより『短期』の債券ばかりを集め、値動きがほぼ無いAGGと言うETFを普通預金代わりに保有していますが、今は長期債のTLTが狙い目だと感じAGGの資金の半分をTLTに移した。

と言う感じです。

 

 

 

今後、

インフレがうまく退治できた → TLT上昇、株価下落

インフレが再燃してしまった → TLT下落、株価上昇

となりますので、今の様に先行きの見通しが想像しにくい場面ではリスクヘッジとして少し保有しておいても良いと考えます。

(2023年8月時点)

 

 

 

 

 

最後に、筆者オススメの証券会社3社のリンクを貼って起きます。この3社で『絶対』外す事はありません。非常にオススメです。

 

 

 

【楽天証券】ポイント付与、使いやすさ、総合力ではNO.1。筆者も使っています。

楽天証券

 

 

【SBI証券】為替手数料がダントツに安い!米国中心に考えているなら、SBI証券1択

SBI証券[旧イー・トレード証券]

 

 

【マネックス証券】ポイント還元率1.1%。ややこしい設定なし。商品ラインナップも充実。と楽天、SBIの2大巨塔を凌駕すべく頑張っている証券会社。筆者が今から選ぶならココです。

マネックス証券

 

超詳しく知りたい方は

 

 

FP中野
FP中野
この記事に対してのご質問、ご意見、ご感想など下記よりお気軽にお問い合わせ下さい。
『参考になった』などの一言コメントだけでも非常に励みになります。
 
もし、少しでも役に立った。と思って頂ければ下記からLINE登録して頂けると大変嬉しいです。
ご登録頂くと
  1. 新着記事更新のお知らせ
  2. たまーにくる相談料割り引きチケット
  3. Kindle 新刊無料キャンペーンのご案内
  4. お金に関するミニ雑学
など、絶対損はない内容です。鬱陶しくなればご遠慮なくブロックして下さい。
※月2,3回の配信です。
※こちらから営業LINEを送る事はありません。
 
FP中野 note始めました。ブログでは書きづらい今後の相場展開などをサクッと解説しています。
 
 
 

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました