医療費控除って?出産時やインプラントにも使えるの?の疑問を解決。

節税編
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医療費控除って何?

医療費控除。名称だけは聞き覚えがあるものの一体どんな制度なの?いくら得するの?などをざっくり解説します。

※医療費控除の仕組みをご存知の方はここは読み飛ばして下さい。

 

 

『医療費控除とは』医療費が年間10万円を超えた場合、超えた分を所得から差し引き税金が安くなる。と言う制度です。

例えば、年間15万円医療費を使用した場合10万円を超した5万円分が控除の対象となります。

 

 

つまり、

そんなに医療費を使っているんだったら経費として認めますよ。と言う事です。

ピンとこない方に具体例を上げてみます。

 

 

ここだけ分かれば医療費控除の仕組みが理解出来ます。そんなに難しく無いので頑張って見ていきましょう。

 

例)年収400万円 税率20% 医療費15万円 の方の場合の税金額

医療費控除なしの場合
400万円×20%=80万円
医療費控除使用の場合
(400万円−5万円)×20%=79万円

本来は400万円に対して税率20%がかかり80万円ですが、

10万円を超えた部分は経費として認められますよ。って事なので、

医療費控除を使うと(400万円−5万円)395万円に対しての20%になり、税金が79万円となります。

つまり1万円がお得になる。と言う訳です。

 

 

※医療費控除の控除される上限額は年間200万円までとなります。

 

 

これが、ざっくりした制度の概要です。

 

 

そして、ここから少しややこしいのですが、

もしあなたの年間所得が200万円を下回る場合は、10万円ではなく収入の5%を超えた部分からが控除対象となります。

 

例えば、年間所得が100万円の方の場合は5万円。50万円の方の場合は2万5千円を超えた分が控除対象となるので、収入が少ないんだったら、10万円じゃなくて収入の5%以上から経費として認めて良いですよ。と言う訳です。

 

※年間とは1月1日〜12月31日までです。

 

 

医療費控除の意味をお分かり頂けましたでしょうか?

次の章で本題の医療費控除はどこまで使えるのかを解説していきます。

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医療費控除どこまで使えるの?出産時やインプラントは?

では、本題であるインプラントや妊娠中の費用は?

についてですが、結論から先に言うと

インプラントについてはほとんど出ます。妊娠、出産時の費用については全部出ます。

 

 

 

 

ほとんど。

 

ってどう言う事?と思いますよね。

 

 

 

では、理由について解説していきます。

よく勘違いされているのが

医療費控除が使えるかどうかの境界線は『保険適用』か『自由診療』かで分かれていると思われている方がいますが、

 

 

 

医療費控除と保険適用は全く関係ありません。

 

医療費控除の使えるかどうかの境界線は、

 

その医療費が『治療』による物なのか『治療じゃない物』なのか。

 

が境界線になります。

 

 

なので、先程のインプラントは

 

ケガをして歯が折れてしまった。とか、

ブリッジが限界でインプラントに切り替えた。

など治療によってインプラントを施したのであれば医療費控除の対象になり、歯並びが気に入らないからインプラントにした。など美容が目的の場合は医療費控除の対象になりません。

 

これが『ほとんど』の答えです。

 

歯列矯正についても同じ事が言えます。

 

噛み合わせが悪く私生活に支障が出ていて治療の為に行っている場合は医療費控除の対象。

見た目を良くしたいから行っている場合は医療費控除非対象となります。

 

もう一つの妊娠中の費用に関してですが、妊娠中は検査、定期検診、入院、分娩、全て治療の為なので全て医療費控除の対象となります

 

では、不妊治療に関してはどうか?

 

 

と思われた方もいるかと思いますが、医療費控除の境界線が治療かどうかと言う答えを知ってしまったのでもうお分かりですよね。

 

答えは、

『不妊治療』と言うぐらいなのでもちろん医療費控除の対象となります。

 

不妊治療は自由診療で行う事がほとんどなので、治療費は相当高額になります。

それに、不妊治療は長引いてくると身体的にも精神的にも相当な負担を強いられます。

せめて、不安要素の1つである金銭的な負担を少しでも減らす様、医療費控除は是非活用し、大変な奥様にほんの少しでも不安を取り除いて差し上げましょう。

 

もちろん、手続きは旦那様が行って下さい。

 

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医療費控除ちょっと得する裏ワザ

ここはオマケみたいな物と思って下さい。知っていればちょっぴり得する裏ワザをご紹介します。

 

 

裏ワザ其の一 差額ベッド代は場合により対象になる。

 

これは、病院の都合上大部屋の空きがなく、個室や二人部屋などベット代が大部屋より高額になる部屋での入院をお願いされる場合があります。

そう言った自己都合ではなく病院都合の場合の差額ベット代は医療費控除の対象となります。

 

そもそも、病院都合なので良心的な病院だと差額ベット代金を受け取らない所もあります。

 

この場合、病院都合で個室にした。などの証明は特に必要なく自己申告で認められれば医療費控除に含まれます。

 

 

裏ワザ 其の二 通院時の交通費も全て医療費控除の対象となる。

 

通院時に使った電車やバスの料金は全て医療費控除の対象となります。

体調不良時に使用したタクシー代も医療費控除の対象となりますので、しっかり領収証を取っておきましょう。

 

電車やバスを使用した場合はメモ紙に記載しておくだけでオッケーです。

 

 

裏ワザ 其の三  治療の為に購入した薬も医療費控除の対象となる。

 

頭が痛いから買った頭痛薬や、風邪薬、湿布薬や絆創膏なども医療費控除の対象となります。こちらもしっかり領収証をもらっておきましょう。

 

ただし、サプリメントや化粧水など治療ではない物は対象外です。

 

 

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【医療費控除って?出産時やインプラントにも使えるの?の疑問を解決】のまとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

医療費で10万円を越すのは普通の通院のみでは中々ありませんし、超えたところで医療費が11万円や12万円程度だと戻ってくる金額が2,3千円程度となってしまい、確定申告の手間を考えるとあまり得策ではありません。

市販の薬をよく購入される。と言った方は『セルフメディケーション税制』の方がお得になるかも知れません。

 

 

慣れない方が確定申告をするのはかなりの労力になりますが、医療費控除は妊娠、出産やインプラントなど高額な治療を行った場合は労力以上のお得が取れる可能性が高いので、個人的には年間20万円を超えればやる価値は十分あると思います。

 

FP中野の生活向上委員会では、知っているだけお得になる情報を今後もどんどんアップしていきたいと思っておりますので取り扱って欲しいテーマなどがあればフォームよりお問い合わせ下さい。

 

 
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最後までご覧頂きありがとうございました。

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